肩関節周囲炎とは?

肩関節周囲炎は、
肩の関節周囲に炎症が起こり、
痛みや可動域制限が生じる状態です。

一般的に
四十肩・五十肩と呼ばれています。


主な症状

  • 腕が横や前に上がらない
  • 夜間にズキズキ痛む
  • 背中に手が回らない
  • 髪を結ぶ動作がつらい
  • 洗濯物を干すのが困難

初期は痛み中心ですが、
進行すると動かしにくさが強くなります。


肩関節周囲炎の経過(3つの段階)

肩関節周囲炎は
経過に特徴があります。

■ ① 炎症期(急性期)

強い痛み・夜間痛が中心。
無理に動かすと悪化することがあります。


■ ② 拘縮期

痛みは落ち着くが、動きが悪い。
腕が上がらない状態が続きます。


■ ③ 回復期

徐々に動きが戻ります。
適切なケアで回復を早めることが可能です。


肩関節周囲炎の原因

はっきりとした原因は特定できないことが多いですが、

  • 加齢による組織変化
  • 姿勢不良
  • 肩甲骨の可動性低下
  • 血流低下

などが影響すると考えられています。


治療と予防

治療の考え方

重要なのは
「今がどの段階か」を見極めることです。

炎症期に無理な運動は逆効果になります。

  • 炎症期 → 痛みの管理
  • 拘縮期 → 可動域改善
  • 回復期 → 機能回復

段階に応じた対応が必要です。


予防のポイント
  • 肩甲骨の可動性維持
  • 姿勢改善
  • 軽い運動習慣

慢性化を防ぐためにも早期対応が大切です。


当院でできること


① 段階の見極め
  • 可動域測定
  • 痛みの確認
  • 他疾患(腱板損傷など)との鑑別

必要に応じて医療機関と連携します。


② 段階別対応
  • 痛み管理
  • 可動域改善
  • 肩甲骨・体幹調整

状態に合わせて無理のない対応を行います。


③ 再発予防
  • 自宅でできる簡単な運動
  • 姿勢改善指導
  • 定期的なメンテナンス

「時間が経てば治る」と放置せず、
回復を早めるサポートを目指します。


よくある質問

Q. 自然に治りますか?
時間とともに改善することもありますが、適切なケアで期間を短縮できる場合があります。

Q. 腱板損傷との違いは?
腱板損傷は腱の断裂が関与します。正確な見極めが重要です。


最後に

肩が上がらない・夜に痛む症状は
生活の質を大きく下げます。

早めの対応で
回復期間を短縮できる可能性があります。

前橋市周辺で肩の動かしにくさにお悩みの方は、
お気軽にご相談ください。