野球肩とは?症状

野球肩とは、
投球動作の繰り返しによって肩関節に負担がかかり、
炎症や損傷が起こる状態の総称です。

特に成長期の学生に多く、
フォームや投球数が大きく影響します。


主な症状
  • 投げると肩が痛い
  • ボールに力が伝わらない
  • 腕が重だるい
  • 投球後にズキズキする
  • 肩を上げると違和感がある

軽度でも、
我慢して投げ続けると悪化することがあります。


野球肩の主なタイプ

野球肩にはいくつかのタイプがあります。


■ 成長期特有の障害(リトルリーガーズショルダー)

成長軟骨(骨端線)への負担による炎症。
小中学生に多く見られます。


■ 腱板炎・インピンジメント

肩の腱板や滑液包に炎症が起こる状態。
高校生以上に多い傾向があります。


■ 関節唇損傷

繰り返しの投球により肩関節の安定性が低下するタイプ。
強い痛みや不安定感が出ることがあります。


野球肩の原因

野球肩の原因は
単に「投げすぎ」だけではありません。

  • 投球フォーム
  • 肩甲骨の可動性低下
  • 股関節の硬さ
  • 体幹の不安定性
  • 投球数の管理不足

肩だけでなく、
全身の連動が大きく関係しています。


治療と予防

治療の基本

重要なのは
投球を続けてよいかの判断です。

  • 完全休養が必要なケース
  • 強度を下げれば可能なケース

状態により異なります。


予防のポイント
  • 投球数の管理
  • フォーム改善
  • 肩甲骨と体幹の安定性向上
  • 股関節の柔軟性確保

“肩だけを治療しない”ことが重要です。


当院でできること

西片貝接骨院では、
野球肩に対して次の点を重視します。


① 状態の見極め
  • 痛みの部位
  • 可動域
  • 筋力バランス
  • エコーによる状態確認

必要に応じて整形外科と連携します。


② 投球継続の可否判断
  • いつキャッチボール再開か
  • どの程度の強度なら可能か
  • 試合前の対応

学生と保護者に分かりやすく説明します。


③ 再発予防
  • 肩甲骨機能改善
  • 体幹トレーニング
  • 股関節の可動域改善

競技を長く続けるための身体づくりを重視します。


よくある質問

Q. 痛みがあっても投げ続けていいですか?
悪化する可能性があるため、まずは状態確認が重要です。

Q. 成長期だから自然に治りますか?
適切な管理を行わないと長引く場合があります。


保護者の方へ

「痛いけど投げられる」という段階で
来院されるケースが非常に多いです。

しかし、放置すると
肘や腰にも負担が広がる可能性があります。

早めの確認が安心につながります。